【小ネタ】「はっけんずかんプラス まぼろしの生き物 UMA」制作にまつわる怪しげなあれこれ

「はっけんずかんプラス まぼろしの生き物 UMA」発売から早くも6か月余りが経ちました。

おかげさまで、前作の「はっけんずかんプラス 妖怪」に続いてUMA編も多くの皆さんに楽しんでいただけているようです🙌

書店さんの飾り付けコンテストや読者さん参加のクイズラリー、ぬりえコンテストなどの楽しい企画もいろいろ展開されており、妖怪とUMAの人気っぷりに私も少々嫉妬しております。いやいや、とっても嬉しい!

ということで、今回も「はっけんずかんプラス まぼろしの生き物 UMA」のお仕事にまつわる小ネタをご紹介しましょう👽👍✨

目次

その1:まるでRPGゲームのような(※個人の感想です)

妖怪編では老若男女さまざまな人間の姿をしたキャラが多かったですが、UMAとなると動物や原始的な姿のものがほとんどなのですね。
ふだんは人間(特に歴史人物)を描くことが多いので、約150点も人外キャラを描くのはさすがに初めての試み。ものすご~く鍛えられた感じがします💪

そして山や海、空、草原など、各地で会えるUMAたちにはそれぞれ共通する特徴を持つことがしばしば。
水辺だとネッシー系や魚系、空だと羽があって飛ぶ系、陸地だとサル系といった具合です。

UMAイラストを描いている様子
水辺だと水属性の敵が出てくるとかそういうイメージ

サル系の描き分けが私にとってはちょっと大変で、「キミら実は同一人物(?)じゃないの!??」と何度思ったことか…😂 
でもそれぞれに個性を出せているかなと思います!
似ているものを並べて違いを見比べることが図鑑のおもしろさだと思うので、楽しんでもらえると嬉しいです。

人間はよく描くのに、近縁のサルやゴリラっていい感じに描こうとすると難しいんだなという発見もありました。

その2:個人的笑劇のUMA No.1

超個性派ぞろいのUMA。見た目が人畜無害そうな愛らしいものもいれば、目にするのも恐ろしい姿のものもいますね。

そんな中で私が個人的に衝撃&笑劇だったUMAはこちら👇

UMA タギュア・タギュア・ラグーン

タギュア・タギュア・ラグーンです。

人面の顔にヤギのような角と耳、鱗の生えた体に鶏のような脚とコウモリのような羽、植物のゼンマイのようなしっぽ。そしてなぜかやたらきれいなウェーブヘア!!

初めて資料を見た時の笑劇たるや。じわじわと笑いを誘われ、終始にやにやしながら描いていました。
(なんとなく、ちびまる子ちゃんの世界に出てきそうな見た目だなと思いました)

見れば見るほど奇妙な姿ですが、体長は18メートル。うっかりエンカウントしたら笑っていられないサイズです。

ちなみにPCだとキーボードのタイピングがほんのり煩わしい名前でもあります。ちょっと試しに入力してみてください。なんか指が引っかかってスムーズに打てません。

その3:ファンアートを描きました

担当の編集者さんへ書類を送る際の送付状にファンアートを添えました。

ダンシングマンドラゴラと、ハイタッチをするグレイ&座敷童。

前作の「はっけんずかんプラス 妖怪」の書類のやりとりの際にもちょこっと描いて送ったので今回も。
よかったらス○バで女子会する妖怪女子トリオと酔っ払いコンビも見てみてください👇

その4:身近に潜むUMA(?)

無事に本が完成しホッと一安心。ずかんのページをめくりながら、なんだか現実で見覚えのあるUMAがいることに気が付きました。

UMA キャビット

それはキャビット。上半身は猫、下半身はうさぎの姿をしているという、かわいい系のUMAです。

その生き物の写真はこちら👇

UMA キャビットもどき

ご覧ください。
上半身はしっかり猫の姿。長毛なのも相まって威風堂々としたたたずまいにも見えます。
そして下半身はしっぽが短く、歩く姿もぴょんぴょんと軽やかに跳ねて、まさにうさぎのよう。

……正体は私の家族が飼っている猫。
ですがこの子をモデルにしたわけではなく、本当にたまたま、茶トラ柄の姿でキャビットを描いていたのです🐈
完成した本を見て「あれ?なんか見たことあるぞ?」と気付いたのでした。

皆さんの身近にも意外とUMAは潜んでいるかもしれませんよ…👽

ちなみにこの猫さんは私と目が合うとシャッッッと逃げてしまうので、なかなか捕獲できないどころか触れさえできない点においてはUMAみたいなものです。悲しい。

心から御礼申し上げます!

本を読んでくれた子どもたちからの感想を読ませていただく機会があるのですが、「好き!」「おもしろい!」の熱量にいつも圧倒されつつ励みをいただいています。

同時に、「好きなものに好きと言える素直さって、かつての自分にもあったよなぁ」と思い出したり。年を取るにつれて素直さや自由度が失われつつあることを感じています。

大人になるとあらゆることを現実的に考える場面が増えて、「おもしろそう!」「やってみたい!」ということに対して反射的に疑いや警戒心が発動してしまうのです。大人の皆さん、心当たりありませんか?

実は思うようにイラストが描けずスランプにはまってしまうことも多いのですが、子どもたちのまっすぐな感想を読むたびにガチガチに固くなった頭がほぐれ、背筋が伸びる思いがします。

みんな読んでくれてありがとう。素敵な感想ありがとう。
あなたの言葉によってある一人のイラストレーターの心が今日も救われています。本当にありがとうございます!

👽・・・・・・・・・・👾

そして、妖怪編に続いてご依頼くださったGakkenの担当編集さんにも心から感謝申し上げます🙇
続編のUMAのお話をいただいた際に、「えぇっ、また私が描かせていただいていいんですか…?」と恐縮しつつも喜んでお引き受けいたしました。

はっけんずかんシリーズで描いている厚塗り系のタッチは手数が掛かるのですが、描く数が多ければ多いほど、もともとの筆圧馬鹿力による腕の疲労と長時間の姿勢の悪さによる肩こりと眼精疲労によく悩まされます。(※完全に私自身の体の使い方が悪い🫠)

ですが毎度最高のフィードバックをくださるので、パワーをもらってがんばることができています。ありがたき幸せ!

最高の作品作りのお手伝いができるように今後も精進してまいります💪

しかし筆圧馬鹿力と姿勢の悪さは本当にどうにかしたい…。
一晩休めば回復するとはいえ、仕事を終えた直後は手は固まって動かせないし目も痛くてしばらく開けられない😇
こまめな休憩、大切ですね。

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