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【世界一トホホな科学事典】発売から一週間ほど経ちました。

しくじり歴史人物事典と日本の妖怪ひみつ100に続いて、今回も制作に発生した私のトホホな話を小ネタとしてご紹介!
その1:犬を描くのに数時間
これまでにも何度か言ってることですが、動物をかわいらしく描くのがちょっと苦手です。
特に犬。いつも全然犬らしく描けなくて実は絵心無いんじゃないかとわりと本気で悩むこともあります。
今回1点だけ犬が登場するカットがあって、結果的にはちゃんと犬らしく(多分)描けはしたのですが…。
紙面上では約1.5cmしかないちっっっちゃな犬を描くのに数時間かかりました。
多少資料探しにも時間かけているとはいえ、そんなちっちゃいカットに数時間て。
もう敗北宣言していいですか?
その2:カマボコ形って通じる?
とあるカットで魚の目の形を修正した際に、担当さん宛に書いて渡した補足メモ。

ついフツーに言ってしまうんだけどカマボコ型って通じるのかな…? 板カマボコを切った断面の形なんですけど。
でも半月型の方がきっとわかりやすいですよね。でもすぐ忘れる。きっとこれからも油断するとカマボコ型っていう気がする。
その3:スケベ呼ばわり
本書には「スベスベケブカガニ」というカニに関するネタが出てきます。
どうも私はカタカナがたくさん並ぶと頭が混乱してしまうらしく、見てすぐパッと読めない性質のようです。
今回のスベスベケブカガニに関しても字の並び順がごちゃ混ぜになって、挙句「スケスケガニ」や「スケベガニ」などに短縮されてしまいました。

もう本当に何度スケベに空目したことか。
その4:初めての虫イラスト
実は虫がものすごく苦手です。 触るのはもちろん、種類によっては見るのも勘弁してほしいくらい。
いつか虫を描く仕事が来たらどうしようと戦々恐々としていましたが、ついにこの時が来たか…と。
今回登場したのはゴキ○リ。美しいゴキ○リって何だよ、やつらが美しくてたまるか!と思いながら描いてました。
今回のお仕事はクライアントさんがすべて写真資料を用意して下さっていたおかげで自分で探さずに済みました。自分でネットで画像検索することを考えたら……想像しただけで気を失いそうです。
ところで、皮肉なことに苦手だったり嫌いなものほどやたら縁(?)があったり詳しくなることってありませんか?
私もゴキ○リをはじめ虫に関しては不服ながらいくつかネタをもっています。
ここでは詳細は触れませんがザワザワしたい方は何かの機会に直接お声掛けください。お話しながら一緒にザワザワしましょう。
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振り返ってみると本当にしょうもないネタばかりでした。
本のテーマである「トホホ」にも添うことができたのではないでしょうか。(なんかうまいことまとめようとしている)
追記:3か国で翻訳出版されています!
【世界一トホホな科学事典】はこれまでに3か国で翻訳出版されました。(2023年8月時点)

左から発行順に日本版、中国版、台湾版、韓国版。
サイズは日本版よりも一回り大きくて、さらに国が違えばデザインも違っていておもしろいです。
私にとっては海外翻訳版はこれが初めて。貴重な経験をさせていただき感謝感謝です!
