前回の記事に引き続き、年賀イラストネタです。

2022年の年賀イラスト、採用はコチラ🎍
2022年の私個人の年賀状はこんな感じでした。

石田さんと仲間たち3人と門松のコラボレーションです。

門松の数と穴がちょうどよかったので3人を突っ込んでみました。砲台みたい。
このイラスト、前回の記事で紹介した「みかんに虎」のイラストで一旦年賀状を作り終えて後、考え直してあらためて描いたものです。
みかんに虎はさすがに簡単すぎると思ったのと、私にはかわいすぎてちょっと合わないしいつもの私らしい絵じゃないな……と思ったので。
「2022年も引き続きこの路線で行きますのでー!」という宣言も含めて新たに門松石田組バージョンを作成→投函しました。
年賀状を受け取ってくださった方、年始にこのイラストを見かけたという方へ。
2022年もこんな感じのノリで行きますのでどうぞよろしくお願いいたします。
※お仕事では真面目に描きますのでご安心ください
愉快なボツイラストたち
さて、みかんに虎のイラストと門松石田組のイラストが出来上がるまでの間、いろいろな案を出しては引っ込めを繰り返していました。
その中で残念ながらボツになってしまったラフイラストもちょっと気に入ってるので3つほど紹介させてください。
虎本体を描かずにいかにして寅年っぽさを出すか?

- 大谷くん(中央)
顔の布に虎の顔のペイントを施す。この時点ではただかわいいだけだった。
服装で悩みに悩んだ結果、とりあえず寅年アピールできそうな柄の服を着させる。
似合いそうなので金ネックレスとセカンドバッグを持たせる←なんで?
結果、やんちゃなおっさん風になった。 - 石田さん(向かって左)
大谷くんに合わせてなんか虎っぽい服装……虎柄のスーツでも着せよう←なんで??
結果、痛いチンピラみたいになった。 - 左近(向かって右)
二人に合わせてなんかやんちゃなおっさん風にしよう。腹巻付けてるとそんな感じする。
あれ、なんか既視感あるな……?(Google検索)あっ、寅さん?!
完全に連想ゲームでした。
最後の左近で見事に寅さんに着地したのすごくないですか? 寅年イラストに寅さん。
私すごくテンション上がりました。
もしいい年賀イラストが描けなかったら最悪これを清書して送ろうかと思っていました。
でもそうならなくてよかった。年始から受け取った方を困惑させてしまうところでした。
正月飾りとか縁起物でどうにか

- 大谷くん(中央)
いつもかぶってる白い頭巾を特大サイズにしてキュッとさせて鏡餅にしてみました。 - 石田さん(向かって左)
兜に門松を植えてみました。重そう。 - 左近(向かって右)
(正月の資料画像を見ながら)達磨と左近の顔面の毛の密度が似ていたので、達磨のコスプレのつもりで赤い頭巾と羽織を着せてみました。
赤ずきんみたい。すごく大柄な赤ずきんちゃん。でも毛の密度的には猟師っぽいのでは。
さすがにこれはおふざけが過ぎるので即ボツにしました。3人に申し訳ない気持ちにもなってしまった。
というかこんな格好した年賀状が送られてきても「何?誰?」ってなりますよね。
内輪ネタは外部には受け入れられないということを忘れてはいけない。
並べてみました

ちょうど達磨が並んでいる写真素材を持っていたので一緒に並べてみました。
2枚目のボツイラストの流れでつい不服そうな顔にしてしまったけど、めでたい感じの楽しそうな顔にしてあげればよかったかな。
ちなみにこちらは年明けにふと思い立って描きました。
年賀状は暮れに投函済でしたので厳密にはボツではないのです。
しかしわざわざ描いたというのもどうなの?
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数々のボツを経て、せめて甲冑を身に付けていないと誰かわからないなということに気付いたので、冒頭に載せた門松のイラストになりました。
でも今になって思ったんです。
甲冑着てようが歴史好きじゃないとそもそも何者なのか見当もつかないのでは? と。
とりあえず、歴史とか武将が好きなんだろうなということが伝われば幸いです…。
来年は万人受けするようなイラストにしようかな。10か月後の自分が覚えていますように。