初めてのGIFアニメ作りでキャラクターへの愛を知る

デジタルでイラストを描くことを覚えて長くなりました。

その間にいろいろな描き方やイラストソフトを試してきましたが、ずっと敬遠してきたものがあります。

それはアニメーションイラスト
(ここではGIFアニメーションのことを指します)

パラパラ漫画のデジタル版で、少しずつ動きの異なる静止画を複数枚用意してコマ送りのアニメーションイラストを作ることができます。

作ることができます。と簡単に言うけれど

コマ送りアニメなのでそれなりの枚数の画像を用意する必要があります。

ほんの一部、例えばキャラクターの目だけを動かすとか、ちょっとしたエフェクトを追加するだけなら特に難しくはありません。
目を動かすだけならだいぶ昔にですが一度だけ作ったことがあります。それは確かに簡単でした。

ですがキャラクターのポーズがどんどん切り替わるタイプのアニメーションともなると、全体が少しずつ違う静止画を一体どれだけの枚数用意しなくてはならないのかと。

作り始める前から終わりが見えなくて気が遠くなります。

そうして自分から近寄らないようにしていたものの、デジタルツールを使うようになって長いのにGIFアニメを作る方法をろくに知らないということが実は引っかかっていました。

作り方を知らないだけで、PhotoshopやClip Studio Paintなどのアニメーションを作る環境は整っている。
作るための操作方法を調べてみたらそう難しくはなさそう。

ただただ、めんどくさい。(正直)

でも難しいのではなくてめんどくさいだけなら、一枚ずつちまちま用意していけばいずれ出来上がる。

じゃあとりあえず試しに一つ作ってみようかな、と心が動いたのでした。

心が動いたならばイラストも動かしてみよう

思い立ったが吉日! 作ってみようと思ったならその勢いのままGOです。

ということで、動かすために用意したのがこちらのイラスト👇

石田さんのGIFアニメ

オリジナルの武将キャラ、石田三成さん御一行です。
せっかく作るなら好きなキャラクターを素材にしたかったので、アニメ用にこのイラストを用意しました。

3人で走ってどこかへ向かう様子です。左近には大谷さんを乗せた車を引いてもらい、全員が同じ動きにならないように~という算段。

動かす予定の部位を分けつつ描きながら「わ~これが動くかもしれないのか~😊」と、まるで誰かが作ってくれるのを期待するかのようにワクワクです。

さて、いざ動きを作り始めてみると、この素材。

難易度高いわ。

目玉しか動かしたことがないほぼ初心者なのに手も足も車も表情も動かすなんて無謀すぎる!と、作りながら何度泣きを見たか。

でも諦めたくなかったので、どうにか仕上げたのがこちら👇

石田さんのGiFアニメ

一部を除いて同じ静止画の使いまわしなので実際の難易度はそう高くありません。
ですが、デフォルメでもフルカラーでそれなりにパーツが細かくて初心者用としては難しかった。

初挑戦ならまずは棒人間みたいなものから始めたほうがよかったのでは?と作っている当時は何度も思いました。

このGIFアニメは12枚の静止画で構成されています。

石田さんのGIFアニメ

当初8枚構成でしたが、キャラクターの動作に対してコマが少なすぎたので最後の方に4枚追加しました。
それでも足りなくて途中の動作が急ぎ足で分かりづらい。

たった8~12コマのアニメでさえこんなにも手間がかかるなんて。

アニメ職人の皆さんを心から尊敬します。

キャラ愛とアニメの楽しさも知ることができた

想像以上の手間に何度か挫折しかけたり反省点も多い第一作ですが、自分のキャラクターがちょこまか動くのは嬉しいものです。

作りながらこれは愛あればこそできることだなと感じました。

長時間PCに向き合い細かい作業を続けて目も肩も限界。
途中何度も「キィィーッッッ!!」となりながらも、動作確認のために動かしてみるとかわいくてワクワクして、よっしゃもうちょっとだけ良くしてやろうと頑張れたのでした。

これが棒人間だったら適当に作ってとりあえずのところで満足して終わったかもしれません。

自前のキャラクターを動かしたい一心で初めてのGIFアニメも作れたし、手間を惜しまないことでキャラクターに対する愛を知る。
そしてあれだけ敬遠していたくせに、この一作でアニメ制作のおもしろさまで知ってしまいました。たった一度ですごい収穫👏

GIFアニメ作りを試してみないと知らないままだったかもしれないこの二つ。
やってみようかなと思ったらその気持ちがしぼまないうちにすぐ始めるのが吉ですね。はじめてよかった。

ちなみに。一枚ずつちまちま用意していけばいずれ出来上がるからと始めましたが、勢いで一晩でほぼ完成までもっていきました。
翌日に持ち越したら操作と感覚を忘れてしまいそうで寝るのが怖かった。(どんだけ)

完成後30分から1時間ほど目が疲労と乾燥で痛くて開かなくなってしまい、しばらく作りたくないなと思ったのはここだけの話。